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ダックスフンドの疾患
はじめまして。今年の4月に入社した動物看護師の越智です。
至らない点もあるかと思いますが、
日々精神してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今回は、以前ブログでご紹介させていただいた
ダックスフンドの疾患についてご紹介させていただきます。
短い脚で一生懸命走る姿が印象的な愛くるしい姿のダックスフンド、
ご存じの方も多いと思いますが、椎間板ヘルニアに患いやすいです。
なんと、他の犬種よりも12倍も起こりやすいと報告されています。
その理由は、胴が長いからだと思われがちですが、
軟骨異栄養犬種(なんこついえいようけんしゅ)という
若い時から軟骨の変性を起こしやすい犬種だからです。
どれだけ抱っこなどの動作の時に気を付けていても
患ってしまう悲しい疾患です (´;ω;`)
そんな椎間板ヘルニア、実は水中でのリハビリが
とても有効だということはご存知ですか?
水中トレッドミルという水中で動く床を歩かせ、自力での歩行を促す行う方法や
プールで遊びながら全身を使ってリハビリをしたり、水中でのリハビリの方法は様々で
動物でも水中でのリハビリが発達してきているんです!
水中でリハビリを行うことで、転倒によるケガのリスク軽減になったり、
浮力で骨や関節への負担をかけずに、全身の筋力を鍛えられたりします。
また、有酸素運動により全身の血行を促進してくれます。
実際に、水に浮いたり水中で歩行することで、
陸上で立てなかった子が立ったり歩くことが
出来るようになったという事例もあります!
動物は本当にすごいですね!!
これから暑くなるこの季節に、少しわんこと一緒に水遊びを
してみたらいかがでしょうか?
海やプールで遊ぶわんこは若い子だけという印象でしたが、
まだまだこれからも元気にお散歩に行ってもらうために
シニア期に入るおうちのダックスフンドと私も一緒に水遊びをしてみようと思います(^^)
※海などでわんこを泳がせる場合は溺れない様に
ウォータージャケットなどを着用して注意してくださいね!
犬、猫の健康診断
AHTの上田です(^^♪
寒い冬も終わり、少しずつ朝晩が過ごしやすくなってきましたね🐶
しかし、気温や気圧の変化で体調を崩すワンちゃん、猫ちゃんも多々いますので、
ペットちゃんたちの体調の変化をしっかり観察してあげてくださいね!
さて今回はワンちゃん、猫ちゃんの健康診断についてお話したいと思います!(^^)!
当院でも3月から恒例の健康診断が始まり、多くの飼い主様がペットちゃんたちの今の健康状態
を把握するため、定期的に健康診断を受診されています🌸
人にとっての1年はわんちゃん、猫ちゃんの3~5年に相当し、人よりはやい体の変化が
起こります(゚Д゚;)
また、ワンちゃん、猫ちゃんは話すことができないだけでなく、隠してしまうことが多いため
症状が現れる頃には、病気が進行してしまっていることも多々あります。
健康診断はワンちゃん、猫ちゃんの寿命や生活の質を向上させるために欠かせないものです🐶
早期発見し、適切な治療を行うことで大切な家族である、ペットちゃんの健康を
守ることができますので定期的な健康診断を通じてわんちゃん、猫ちゃんの健康をサポート
していきましょうね❣
※当院では、3つの健康診断のコースがあります。
★かんたんコース(軽く健康診断を受けたい方向け)30分
身体検査(視診・触診・聴診)
一般血液検査
歯科検診(歯石チェック)
★一般コース(上記より詳しく検査したい方向け)45分
かんたんコースの内容+血液検査が7項目追加
腹部超音波
★シニアコース(7歳以上のワンちゃん、猫ちゃん向け 半日お預かり、要予約
しっかり全身をみたい方向け)
一般コースコースの内容
T4(甲状腺ホルモンの血液検査)
胸部レントゲン
※ワンちゃんはフィラリア検査含む
猫ちゃんは腎臓の項目を追加してます。
3つのコースにオプションも追加することもできます。
詳しくスタッフまで❣
犬の花粉症対策
はじめまして!動物看護師の石野です。
今年の1月から正社員として働き始めました。予防シーズンも始まり忙しいですが学びの多い毎日です。これからも日々邁進していきますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします!
さて、今回は寒さも少しずつやわらぎ、すごしやすくなるこの季節に注意したい犬の花粉症とその対策についてご紹介しようと思います!
多くの方が悩まされる問題ですが、実は犬にも花粉症があります🐶
以下のような症状は花粉症の可能性があります😨
・皮膚(特に先端部)に発疹や赤みがある
・体を痒がる
・季節性があり、冬場はおちつく
・涙や目ヤニがいつもより多い
・耳が臭う
人間にはマスクや眼鏡といった対策がありますが、ワンちゃんはそうはいきません。そこで、ご自宅でもできる犬の花粉症として以下のことを試してみてはいかがでしょう。
花粉の多い時間帯の散歩は避ける
気温が高く湿度が低い日、風が強い日、雨の日の翌日などは比較的花粉が多くなります。
草むらを避ける
犬の花粉症の原因となるイネ科、キク科の植物は公園や土手沿いなどのお散歩コースには多く生えていますので注意しましょう。
お散歩中はウェアを着せる
犬は被毛により静電気が発生しやすく、人間よりも花粉が付きやすいです。お散歩中だけウェアを着せて、帰ってきたら家に入る前に脱がすことで家の中に花粉を持ち込まないようにしましょう。
お散歩後にグルーミングを行う
軽く濡らしたタオルやウェットティッシュなどで体を拭く、ブラッシングをこまめにすることも有効です。
人間と同じで、花粉症を患っていない犬は平気かもしれませんが、上記のような症状が出た場合は注意が必要です。完全に花粉に接触させないようにするのは難しいですが、今回ご紹介した対策を用いて悪化を防いであげましょう🐕
尻尾の振り方で気持ちかわかる🐶
AHTの上田です。今年に入り初雪が降りかなり寒い日が続きますね!
冬場に入り体調を崩しているワンちゃん、ネコちゃんが結構いますので、
部屋の温度や水分補給などをして体調管理をしてくださいね(*^-^*)
さて、ワンちゃんのしっぽにはいくつかの役割があります。
1.鳴いたり、吠える以外に体全体を使い人や他の動物たちに感情を伝える。
2.走ったり、飛んだりしても倒れないようしっぽで体のバランスをとる。
3.寒さから身を守る。
しっぽの位置や振ってる幅、振っているときの速さで感情を読み取ることが
出来るのでしっぽの振り方をいくつかお話したいと思います。
すばやくしっぽを振っている
ワクワク、ドキドキ✨興奮を表していて、振り幅は関係なく早くなるほど
興奮度合いも上がります。
興奮するのはうれしい時だけではないので、その時の状況、その子の性格などを考えて
感情を読みとってあげましょうね
しっぽを大きく振っている
相手への好意や穏やかな服従しているサイン
しっぽだけでなく、腰を振り体を丸めるようにくねらせていたら甘えの表現です。
しっぽを垂らした状態で左右に振っていれば、その環境に安心し、リラックスしています。
せまい幅で少ししっぽを振っている
歓迎や自己アピールのサイン
親しい人や初めての人でも挨拶をするときに見られ、飼い主さんに呼ばれたとき、目が合ったときにこの動きをします。
水平に振っている
相手にに対して警戒しているサイン
どうしたらいいか分からないときしっぽで教えてくれますが、ゆっくり左右に振っていたらかなり警戒していますのでむやみに近づかないようにしましょうね!
しっぽを脚の間に巻き込む
後ろ脚の間に巻き込むぐらいしっぽを下げているときは怯えています。
姿勢を低くし動かないときは、攻撃するか逃げようか迷っている状態だと考えられます。
どこか痛みを感じて小刻みに震えている場合もありますので、様子を観察してあげてください。
しっぽを後ろ脚の近くまで下げる
普通に立った状態でしっぽが下がっているのは、肉体、精神的にストレスを感じています。
姿勢が低くなっているときは、周りの環境に、強い緊張や不安感じ、ときには息が荒くなったり
足の裏に汗をかいたりすることもあります。
ここで紹介したのはほんのごくわずかですが、犬がしっぽを振るのは自分の感情を周囲に伝えるためです。(喜び、悲しみ、怒りなど)
しっぽの振り方を理解して、ワンちゃんとのコミュニケーションに生かしてみてはいかがでしょうか(*^-^*)
