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大型犬が患いやすい病気
AHTの伊東です。昼の気温が上がり、すぐそこまで春が来ていますね。わんちゃん・ねこちゃんも過ごしやすくなる季節です。たくさん触れ合ってあげてください!!
今回はタイトルにもあるように、大型犬が患いやすい病気についてです。皆さんは、小型犬と大型犬で発症しやすい病気が異なるのはご存知でしょうか? 私は大型犬が好きなのでピックアップしてお伝えさせていただきます。
・前十字靭帯断裂
大腿骨と脛骨の間をつなぐ靭帯の一つが前十字靭帯といいます。
この部分が激しい運動などによって圧力がかかって断裂してしまうのが、前十字靭帯断裂という病気です。
急に断裂の起きた前十字靭帯だと、犬は痛みをかばうように引きずって歩くようになり、関節に痛みが生じるので、運動も嫌がるようになります。前十字靭帯の断裂が軽度の場合は、数日程度でまた歩けるようになるため治ったと思いがちですが、そのまま足を使い続けることで今度は完全に断裂してしまうこともあるので特に注意が必要になります。
この病気の予防法としては、肥満に気をつけること、また激しい運動を控えさせることです。
特に、室内で一緒に住まれている場合は、フローリングなどで滑ることでひざに負担がかかるので、絨毯などを敷きわんちゃんが足を痛めないように室内環境を整えてあげましょう。
・股関節形成不全
骨盤と大腿骨の間の股関節が遺伝的な要素から変形してしまい、異常を起こしている状態のことです。 そのため、親犬のどちらかが股関節形成不全症の場合は、約7割の子犬は同じ病気になるといわれています。しかし、遺伝性のものだけでなく、環境から発症することもあります。
この病気になると股関節の部分に炎症が起きるため、痛みを生じ、跛行を認めたり、歩く時に後から見ると、腰が左右に揺れたような歩き方、いわゆる「モンローウォーク」が認められます。そして走ったり、階段の上り下りを嫌がるケースもあるものの、逆に幼齢の場合は症状が出ないままこの病気にかかっているケースもあります。予防するには肥満に注意が必要なので食事管理や適度な運動も大切になります。
・胃拡張、胃捻転症候群
明らかな原因は不明ですが、フードや水の大量摂取(早食いや一気飲み)、食後にすぐ運動することなどが要因と考えられています。 この病気になると、吐こうとしているのに何も吐けず、よだれを大量にたらすようになります。また、元気がなくなってくるとともに次第にお腹がふくれてきて、呼吸が苦しそうになり、沈うつ状態となってきます。胃のねじれや拡張が進行すると、脾臓もねじれたり、大静脈や門脈が圧迫されて胃や心臓に血液が行き渡らず、胃の壊死や心筋虚血を起こし、ショック状態に陥ります。このため治療が遅れると、死に至ることが多々あるとても怖い病気です。 予防としては、食事を1回に大量に食べさせず、食事回数を日に2〜3回にして1回の食事量を少なくします。水も一気にたくさん飲ませないように心がけ、常に新鮮な水を十分に与えるようにしたり、ドライフードを水でふやかしてから与えるようにしてみてください。また、食後や水をたくさん飲んだ後はしばらく休息させ、なれた頃に運動するようにしましょう。
今回は三つの病気をあげさしていただきました。どの病気も大型犬にとっては身近なものになってしまう可能性がありますが、普段の生活で気を付けて生活させてあげられれば予防も不可能ではないものもあります。私もこの機会に実家にいるわんちゃんの生活を見直してみたいと思います。皆さんもぜひ試してみてください!
犬猫の尿石症
新年あけましておめでとうございます🎍⛩
AHTの新居です。
今年は、うさぎ年との事で、うさぎのようにぴょんぴょんと飛躍の年にしたいと思います🐰
さて、1月に入り、まだまだ寒い日は続きますが、体調管理には気を付けたいですね!
寒い時期になると、やはり泌尿器の病気が増えている印象を受けます。
ということで、今回は泌尿器の病気の中でも犬猫の尿石症についてお話したいと思います。
そもそも、尿石症とは、泌尿器(腎臓や膀胱)に結石ができる病気です。
~原因~
尿石は、ご飯や飲み水などに含まれるマグネシウムやカルシウムなどのミネラルが成分になってできます。
他には、膀胱や尿道にブドウ球菌などの細菌が感染することが原因になったり、尿の㏗が酸性に傾いたり、アルカリ性に傾くと尿石ができます。
尿石には、ストラバイト結石やシュウ酸カルシウム結石、シスチン結石などいくつか種類があります。
~症状~
頻尿、血尿、排尿時の痛みなどの症状が出ます。
特に気を付けたいのが、結石が尿路に詰まってしまい尿が出なくなってしまう尿路閉塞です。
閉塞になると、排尿することができなくなり、本来尿として出そうとした老廃物を体内に溜め込むことで尿毒症や膀胱破裂などを引き起こし、最悪の場合、亡くなることもあります。
なので、尿の色や量、排尿回数など日頃からの観察が大事になり、早期発見が大切になります。
~予防~
尿石症に対応したフード(食事療法)を食べて、石を溶かしたり、尿石をできにくくします。
尿石によっては、フードでは溶けないものもあるため、外科手術で取り除くこともあります。
こまめに水分を摂取することも大切です。特に冬季は、夏季よりも水分を取る習慣が減るため、水の器の数を増やすなど工夫が大事になります。
症状いくつかご紹介しましたが、症状がなくても進んでることもあります。
健康診断を受けることや、気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。
犬と猫の義手・義足
今年の4月に入社したAHTの伊東です。10月は朝晩と日中の気温差が激しく、服装選びが難しい日が続きました。
ようやく秋になると思っていたら、朝晩の冷え込みが冬並みになり体が困惑しています。
天気予報や気温を見て、その日にあった服装で体調を崩さないようにしてくださいね。
皆様は、犬猫用の義手・義足があるのはご存知でしょうか?
今回は、私自身も偶然知った犬猫用の義手・義足についてお話しします。
私が犬猫用の義手・義足の存在を知ったのは、何気なくYou Tubeで動物の動画集を見ている時でした。
その動画には、右前肢を欠損しているわんちゃんが機械のような肢を装着した途端に、
他のわんちゃんとじゃれあい始めて追いかけっこのようなことまでしていました。
それを見た時に、なんてすごい技術なんだろうと思いました。
私たちが普段可愛がっているわんちゃん・ねこちゃんですが、中には病気やけが、
先天的に体の一部が欠損している子たちもいます。その子たちは、日々いくつもの壁にぶつかっています。
健常な子であれば気にならない何気ない段差、他のわんちゃん・ねこちゃんとのじゃれあいや遊びなど、
様々なことに対して多少なりとも不便な思いをしているのではないかと感じます。
それでも、他で補って強く健気に生きています。
そんな子の生活を少しでも快適にできる可能性を感じました。
しかしながら、日本ではどこにでもあるというほど流通しておらず、専門の動物病院や販売業者さんでしか取り扱っていない
というのが現状です。当院でも扱っておりません。
そして、採寸や型取りをしてからオーダーメイドするので多少の時間とそれなりの費用も必要になってきます。
装着後は、長期間のリハビリも必要です。
わんちゃん・ねこちゃんにも頑張ってもらわなければなりませんが、それと同じかそれ以上に飼い主様の支援と根気が
大切になります。
私は動物看護助手になって日が浅く、体の一部が欠損しているわんちゃん・ねこちゃんの看護に携わったことは少ないですが、
いつか義手・義足を装着した子の看護やリハビリを担当してみたいと思いました。
犬猫用の義手・義足がもっと普及することを願っております。
以上、大型犬が好きなAHTの伊東でした。
わんちゃん、ねこちゃんのワクチンアレルギー
AHTの新居です。
9月にはいり、日中はまだまだ暑いですが、朝方や夜は少しずつではありますが、気温も下がり秋も間近ですね!
秋といえば「スポーツの秋」や「芸術の秋」、「読書の秋」と色々ありますが、やはり自分は「食欲の秋」です🍁
秋にはたくさんの美味しい旬な食材があり、今年の秋は「食欲の秋」を楽しみたいと思います!🍇🌰
さて、話は変わりますが前回わんちゃんとねこちゃんの混合ワクチンについてお話しさせていただきました。
今回は、ワクチン接種後に誰にでも起こりうる「ワクチンアレルギー」についてお話ししたいと思います!!
「去年はワクチン全然大丈夫だったから、今年も大丈夫」とは言い切れません。
ワクチンアレルギーは、いつ起きるかは分かりません!
ワクチンアレルギーが出たときに、迅速な対応が求められます。
どんな症状がでるのか、知っておくだけでもかなり対応が変わってくると思います。
~ワクチンアレルギーとは?~
ワクチンの中に含まれている、牛由来のタンパク質に反応して症状がでると言われてます。
ワクチンアレルギーには、接種後すぐに症状がでる「即時型」(アナフィラキシーショック)と接種からしばらく経ってからでる「遅延型」の2つに分けられます。
~即時型(アナフィラキシーショック)のアレルギー反応~
ワクチン接種から数分~数時間で主に
●けいれん
●呼吸困難
●低血圧
●虚脱(ぐったり)
●尿失禁
●チアノーゼ
などの症状がでます。
早急に対応しないと命に関わることがあります。
~遅延型のアレルギー反応~
ワクチン接種から数時間~数日で主に
●顔や目の周りの腫れ(ムーンフェイス)
●皮膚の湿疹
●発熱
●注射した部位が腫れる、痛がる
●元気、食欲の低下
●嘔吐、下痢
などの症状がでます。
~ワクチンアレルギーの対策~
過去にワクチンアレルギーを起こしたことがある場合は、ワクチンを打つ前にアレルギーを抑えるお薬を注射します。
また、抗体検査をして、抗体が充分にあれば接種せず、抗体がなければ接種するといった選択をとる事もできます。
ワクチンの種類を変えることも1つです。
アレルギーを起こしたことがなくても以下の点には注意しましょう。
①ワクチン接種日は、体調の良い日を選びましょう。
②できるだけ午前中にワクチン接種をしましょう。(アレルギー反応が出た時に対応しやすいため)
③接種後2~3日はシャンプーや激しい運動を避けましょう。(体温が上昇するとアレルギーが出やすくなるため)
④接種後は、体調の変化を注意深く観察しましょう。
いかがだったでしょうか?
ワクチンアレルギーはとても恐いですが、ワクチンはわんちゃん、ねこちゃんの健康を守る上で大切な予防です。
ワクチンの事で気になる事がありましたら、お気軽にご相談ください。
