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臨時休診のお知らせ
6月30日(金)の午前中は、学会出席のため臨時休診とさせていただきます。
尚、午後(16時~18時半)は通常通り行ってます。
ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願い致します。
犬と猫の年齢について
愛玩動物看護師の新居です。
5月にはいり、少しずつですが、夏らしい季節になってきました🎏
今年は規制のないGWでしたが、皆さんはGWどのように過ごされましたか?
さて、最近ネットニュースでギネス世界記録に「世界最高齢の犬」として31歳のワンちゃんが認定されたとのニュースを見ましたΣ(・ω・ノ)ノ!
1992年生まれとのことで、とても長寿ですね!!
わんちゃん、ねこちゃんの平均寿命
最近では、犬猫の平均寿命が延びてます。(犬:14.48歳、猫:15.45歳)
理由としては、家族の一員として室内飼育が一般的になったり、ペット医療や栄養バランスの考えたぺットフードの普及が原因と言われています。
犬や猫は、ともに生後約 1年でヒトの成人の年齢に達するといわれています。
その後は1 年ごとにヒトの 約4 歳の年齢を重ねていきます。
中・小型の犬や猫は大人になるまでの成長は早いのですが、老化はゆるやかにやってくる傾向が見られます。
わんちゃんの年齢換算
犬 ➡ 人間
生後2か月 ➡ 3歳
1歳 ➡ 18歳
5歳 ➡ 36歳
10歳 ➡ 56歳
15歳 ➡ 80歳
20歳 ➡ 100歳
ねこちゃんの年齢換算
猫 ➡ 人間
生後2か月 ➡ 3歳
1歳 ➡ 18歳
5歳 ➡ 36歳
10歳 ➡ 56歳
15歳 ➡ 76歳
20歳 ➡ 96歳
平均寿命が延びることは良いことですが、6~7歳からは、「シニア期」にはいり、病気にもなりやすい年齢です。
年に1~2回の健康診断を実施するなどより一層気にかけていただけたらと思います。
ドッグランのメリット、デメリット🐶
AHTの上田です。5月に入りまだまだ寒暖差はあるものの、大分暖かくなってきましたね(*^-^*)
昼間は暖かいので、ワンちゃんたちとお外で過ごす時間が増えるのではないでしょうか。
最近ではペット同伴で行ける施設が増え、私も時々家のわんこと一緒に海に行ったり、
ドッグランに行ったりして楽しく過ごしています✨✨
犬同士で社会化の勉強の場としても人気の高いドッグラン!
ワンちゃんを思う存分走り回らせてあげたいと思う飼い主さんも多いのではないでしょうか。
なので今回は、ワンちゃんをドッグランに連れていくメリット、デメリットを紹介します。
ドッグランのメリット
運動不足解消
ストレス発散
社会性を学ぶことができる。
ドッグランは、様々な犬同士が触れ合うワンちゃんの遊び場です。
また社会性の備わっていない犬の場合、犬同士の遊び方、距離感を学ぶことができます。
犬同士が遊んでいるところを見たり、あまりしつこくしすぎて先輩犬に怒られたりすることも
大切です!
ドッグランでは、愛犬のペースで好きなだけ走り回ることができるためストレス発散することが
出来るし、犬自身のペースで休むことで運動不足解消効果もあります🐶
※休日のドッグランだけで運動不足を解消させようとすると無理な負担がかかって怪我の原因につながる恐れがあります。
ドッグランのデメリット
感染症に罹ることがある。
飼い主同士のトラブルが起こることもある。
有料のドッグランを利用する場合、予防接種票の提示が必要になることもありますが、公共施設に併設されているドッグランでは、
誰でも簡単に利用することができます。予防接種やマダニ、ノミの予防をしていないと感染症に感染してしまうリスクもあります。
※ドッグランに行った次の日、便が緩くなるのは要注意!
ワンちゃん同士の喧嘩などのトラブルが起きることもあります。
最後にドッグランはワンちゃんのストレス発散や社会性を学べる場所になります。
社会性を学んだり運動不足の解消はワンちゃんが健康的な生活を送るうえでとても大切です。
マナーを守って愛犬とドッグランで楽しみましょうね🌸
大型犬が患いやすい病気
AHTの伊東です。昼の気温が上がり、すぐそこまで春が来ていますね。わんちゃん・ねこちゃんも過ごしやすくなる季節です。たくさん触れ合ってあげてください!!
今回はタイトルにもあるように、大型犬が患いやすい病気についてです。皆さんは、小型犬と大型犬で発症しやすい病気が異なるのはご存知でしょうか? 私は大型犬が好きなのでピックアップしてお伝えさせていただきます。
・前十字靭帯断裂
大腿骨と脛骨の間をつなぐ靭帯の一つが前十字靭帯といいます。
この部分が激しい運動などによって圧力がかかって断裂してしまうのが、前十字靭帯断裂という病気です。
急に断裂の起きた前十字靭帯だと、犬は痛みをかばうように引きずって歩くようになり、関節に痛みが生じるので、運動も嫌がるようになります。前十字靭帯の断裂が軽度の場合は、数日程度でまた歩けるようになるため治ったと思いがちですが、そのまま足を使い続けることで今度は完全に断裂してしまうこともあるので特に注意が必要になります。
この病気の予防法としては、肥満に気をつけること、また激しい運動を控えさせることです。
特に、室内で一緒に住まれている場合は、フローリングなどで滑ることでひざに負担がかかるので、絨毯などを敷きわんちゃんが足を痛めないように室内環境を整えてあげましょう。
・股関節形成不全
骨盤と大腿骨の間の股関節が遺伝的な要素から変形してしまい、異常を起こしている状態のことです。 そのため、親犬のどちらかが股関節形成不全症の場合は、約7割の子犬は同じ病気になるといわれています。しかし、遺伝性のものだけでなく、環境から発症することもあります。
この病気になると股関節の部分に炎症が起きるため、痛みを生じ、跛行を認めたり、歩く時に後から見ると、腰が左右に揺れたような歩き方、いわゆる「モンローウォーク」が認められます。そして走ったり、階段の上り下りを嫌がるケースもあるものの、逆に幼齢の場合は症状が出ないままこの病気にかかっているケースもあります。予防するには肥満に注意が必要なので食事管理や適度な運動も大切になります。
・胃拡張、胃捻転症候群
明らかな原因は不明ですが、フードや水の大量摂取(早食いや一気飲み)、食後にすぐ運動することなどが要因と考えられています。 この病気になると、吐こうとしているのに何も吐けず、よだれを大量にたらすようになります。また、元気がなくなってくるとともに次第にお腹がふくれてきて、呼吸が苦しそうになり、沈うつ状態となってきます。胃のねじれや拡張が進行すると、脾臓もねじれたり、大静脈や門脈が圧迫されて胃や心臓に血液が行き渡らず、胃の壊死や心筋虚血を起こし、ショック状態に陥ります。このため治療が遅れると、死に至ることが多々あるとても怖い病気です。 予防としては、食事を1回に大量に食べさせず、食事回数を日に2〜3回にして1回の食事量を少なくします。水も一気にたくさん飲ませないように心がけ、常に新鮮な水を十分に与えるようにしたり、ドライフードを水でふやかしてから与えるようにしてみてください。また、食後や水をたくさん飲んだ後はしばらく休息させ、なれた頃に運動するようにしましょう。
今回は三つの病気をあげさしていただきました。どの病気も大型犬にとっては身近なものになってしまう可能性がありますが、普段の生活で気を付けて生活させてあげられれば予防も不可能ではないものもあります。私もこの機会に実家にいるわんちゃんの生活を見直してみたいと思います。皆さんもぜひ試してみてください!
