新着情報NEWS
犬と猫のダイエットと体重管理のポイント
こんにちは動物看護師の大内です。
立春を過ぎ、日ごとに春の訪れを感じる季節となりました。🍀
お散歩が楽しくなるこの時期、「うちの子、少し丸くなったかも……?」と感じることはありませんか?🤔
暖かくなり運動量が増えるこれからの季節は、体重管理を見直す良いタイミングです。
以前、当院のブログで肥満が原因となる病気やそのリスクについて触れていましたが、今回は予防の視点から、犬と猫のダイエット法について詳しくお伝えします。
以前のブログはこちらから👉 https://miru-ah.jp/archives/3559 体重管理~肥満について~
体型のチェック
まず、理想体型とはどのくらいでしょうか?
動物病院では「BCS(ボディコンディションスコア)」という指標を用いて体型を評価します。🐕🐈
これは、見た目と触れた状態から判断するもので、ご自宅でも簡単にチェックできますよ。
まずは、両手で犬猫の胸の横を軽く触ってみましょう。
薄い脂肪の下に肋骨の感触が分かる状態が理想体型です。
肋骨が全く触れない場合は肥満、骨がごつごつと目立つ場合は、やせすぎの可能性があります。
次に、四つ肢で立たせた状態で真上から観察します。
胸から腰にかけて緩やかなくびれが見えるのが理想体型です。
くびれが全く見えない、または過度にくびれている場合は注意が必要になります。
最後に横から見て、お腹の吊り上がりをチェックします。
胸からお腹にかけて緩やかに吊り上がっているのが理想体型です。
お腹が垂れ下がっている、または極端に吊り上がっている場合は、体型に問題がある可能性が高いでしょう。
判断が難しい場合や迷われた場合は気軽にご相談ください。😊
ダイエットのポイント
①急激に減らさない
食事量を急激に減らすと、栄養バランスが崩れたり筋肉量が落ちたりすることがあります。
特に猫では、急な減量が脂肪肝の原因になることもあるため注意が必要です。
減量の目安は、1か月に体重の1~3%程度。
ゆっくり、無理のないペースで進めましょう。
②食事は「量」より「内容」を見直す
単純に量を減らすのではなく、体重管理用フードへの切り替えを検討するのもおすすめです。
・低カロリー設計
・高タンパク
・満腹感を得やすい設計
※避妊・去勢後やシニア期は必要なカロリーが変化するため、その子にあったフード選びが重要
③おやつの管理
おやつは一日の総摂取カロリーの10%以内が目安です。
・家族それぞれが与えていないか
・ご褒美が習慣化していないか
一度見直してみましょう。
④継続できる運動を
激しい運動よりも、「毎日少しずつ」が大切です。
🐶散歩時間を少し伸ばす、足腰に負担がかからない程度の坂道を散歩コースに取り入れる
🐱1日数回、短時間でも遊ぶ、ねこじゃらしを使って上下運動を促す。
無理のない習慣作りを心がけましょう。
ダイエットに取り入れられる食べ物
主食は総合栄養食のごはんが基本ですが、補助的にほかの食べ物をトッピングとして取り入れるなら以下のような食材があります。
人参
低カロリーで食物繊維が豊富。過熱して細かくすると消化しやすくなります。
きゅうり
水分量が多い、少量なら生でもOKですが、与えすぎは軟便の原因になります。
かぼちゃ
食物繊維が豊富ですが糖質も多め。ダイエット中は少量がポイント。
キャベツ
少量ならOK。硬い芯は避け、柔らかい葉を加熱して与えましょう。
※猫は野菜の消化が得意ではないためごく少量にとどめましょう。
ゆでたささみ
高タンパク、低脂肪で満足感を出しやすい。
味付けなし、細かく裂いて少量をトッピングに。
※与えすぎると栄養バランスが崩れるため補助として
まとめ
ダイエットは「我慢させること」ではなく、その子の健康寿命を延ばすためのサポートです。
体型や食事内容について気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。🤗
