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年末年始に増える誤食に注意!

こんにちは、動物看護師の越智です。

今年も残すところわずかとなりました。

年末年始は、ご家族やご親戚が集まり、普段よりも食卓がにぎやかになる時期です。

その一方で、この時期に特に多くなるのが、わんちゃん・ねこちゃんの誤食や中毒事故です。

実際、年末年始は「食べてはいけないものを食べてしまった」という理由での来院やお問い合わせが増える傾向にあります。

今回は年末年始に注意したい食べ物をご紹介します。

 

・ネギ類(玉ねぎ・長ねぎ・ニラ)

おせち料理、すき焼き、鍋、雑煮など、年末年始の料理にはネギ類が多く使われています。

加熱していても中毒を起こします。犬・猫ともに危険で、少量でも、貧血、元気消失、食欲低下などを引き起こすことがあります。

調理後の汁や、落ちた欠片にも注意が必要です。

 

・チョコレート・ココア・お菓子類

チョコレートに含まれる成分は、特に犬にとって非常に危険です。

嘔吐、下痢、興奮、震えが起こり、重症例ではけいれんや不整脈を起こすこともあります。

お年賀や来客用のお菓子を、テーブルや低い棚に置いたままにしないようにしましょう。

 

・アルコール類(日本酒・ビール・料理酒)

アルコールは、少量でも中毒症状を起こす可能性があります。

ふらついたり、元気がなくなる、低体温や意識障害を起こします。

料理中に使ったお酒、飲み残しのコップなどにも注意してください。

 

・数の子・かまぼこ・ハム・ウインナー

これらの食品は、塩分が非常に高い添加物を多く含むことがあるため、腎臓や心臓に負担がかかります。特にシニアの子や、持病のある子では注意が必要です。

 

・竹串・爪楊枝・ラップ・アルミホイル

食べ物と一緒に誤って飲み込んでしまうケースが多く、胃や腸を傷つけ、手術を行うケースもあります。見た目が元気そうでも、体の中でトラブルが進行している場合があります。

 

 

こんな症状が見られたら、すぐにご相談ください

・何度も吐こうとするが吐けない

・よだれが大量に出る

・苦しそう、落ち着かない

・食欲が急に落ちた

・お腹を痛そうにする

・食欲はあるのに食べたものを毎回嘔吐する

 

年末年始は、私たちにとって楽しい時間ですが、わんちゃん・ねこちゃんにとっては危険が増える時期でもあります。

大切な家族が、元気に新しい一年を迎えられるよう、食べ物や環境に少しだけ気を配ってあげてください。

皆さまと、わんちゃん・ねこちゃんが、健やかに新しい年を迎えられますよう願っております。