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どうして犬は臭くなってしまうのか?

こんにちは,動物看護師の越智です。

10月下旬になり、やっと秋らしい過ごしやすい日々になってきました。

これからの時期は、寒い季節特有の泌尿器のトラブルが多いくなります。

わんちゃん、ねこちゃんの飲水量やおしっこがしっかり出ているかなど、こまめに確認してくださいね!

 

 

さて、今回はなぜわんちゃんが臭くなるのかについてお話します。

 

わんちゃん特有のにおいは、『アポクリン汗腺』という汗腺から出る脂っぽい汗が、空気に触れて酸化し、雑菌が繁殖することで生じます。

このアポクリン汗腺が体全体に存在しています。

(ちなみに、人間のアポクリン汗腺は、わきの下・へそ周り・耳の外耳道に存在しています。)

また、シーズーやアメリカンコッカースパニエルなどは皮膚が生まれつき脂っぽい犬種で、皮脂性湿疹という皮膚炎を起こしやすいです。

他にも、ブルドックやパグなどの顔や体にしわが多い犬はしわの隙間に汚れや涎などが溜まって臭う場合もあります。

わんちゃんの体を清潔に保つためには3週間前後を目安にシャンプーをしましょう!

シャンプーのしすぎや、刺激が強くて余計に皮膚に負担を与えてしまう場合もあるので、

その子そのこに合ったシャンプーの頻度・種類を選んでくださいね!

 

身体から臭うと思っていたら、実はお口から!?の場合もあるので

歯のメンテナンスも定期的に行いましょう!

この時期、当院では秋の健康診断を行っており歯科コースをオプションでつけることもできますので

お気軽にご相談くださいね!!